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米国・欧州株概況

米国株、ダウ続伸し144ドル高 過去最高値、ハイテク株買いが活発化

2017/6/20 5:31
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【NQNニューヨーク=神能淳志】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。終値は前週末比144ドル71セント(0.7%)高の2万1528ドル99セントと、連日で過去最高値を更新した。世界的な株高の流れを受けて市場心理が好転し、前週まで軟調だったハイテク株への買いが活発になった。米金利の低下が一服し、金融株が買われたことも相場を押し上げた。

 19日はアジアや欧州など主要国の株価指数が軒並み上昇した。米市場でも投資家が強気に傾き、このところ下げが目立っていたアップル株は3%近く上昇した。アルファベット(グーグル)やフェイスブック、アマゾン・ドット・コムといった代表的なネット関連株も軒並み上げ、相場全体に買い安心感が広がった。

 米長期金利の低下が一服したことも金融株買いにつながった。ニューヨーク連銀のダドリー総裁は19日の講演で、米景気について「総じて良い状況」と評価したと伝わった。労働需給の逼迫に伴い物価も上昇していくとの見通しを示し、米金利上昇を促した。利ざや改善への期待からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスに買いが入り、ダウ平均を押し上げた。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、前週末比87.255ポイント(1.4%)高の6239.013で終えた。主力株に加え、マイクロン・テクノロジーやエヌビディアなど半導体関連株が大きく上げ、指数を押し上げた。S&P500種株価指数は0.8%高の2453.46と、1週間ぶりに過去最高値を更新した。

 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち8種が上昇した。「IT(情報技術)」「ヘルスケア」「金融」の上げが目立った。一方で「エネルギー」「公益事業」などが下落した。

 航空機のボーイングが高い。19日開幕した展示会で航空機の最新モデルを発表し、240機を超える受注があったと明らかにしたことが買い材料視された。

 米メディア大手のタイムワーナーと番組宣伝用の動画を配信する契約を交わした写真・動画共有アプリのスナップが上昇。ダウ平均を構成する30銘柄ではナイキやホーム・デポ、デュポンなどが買われた。

 一方で、会員制卸売りのコストコ・ホールセールが安い。前週末にアマゾンが米高級スーパー、ホールフーズ・マーケットの買収を発表したのを受け、証券会社が投資判断を下方修正するなど競争激化を警戒した売りが続いた。

 同業ライス・エナジーの買収を発表した天然ガス開発のEQTコーポレーションは目先の財務負担増を警戒した売りが広がった。ニューヨーク原油先物相場が約1カ月半ぶりの安値を付けたのが嫌気され、エクソンモービルやシェブロンといった石油大手が売られダウ平均を下押しした。

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