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米国・欧州株概況

米国株、ダウ反落で195ドル安 ドイツ銀7%安で金融株など下落

2016/9/30 5:44
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【NQNニューヨーク=古江敦子】29日の米株式相場は3営業日ぶりに大幅反落した。ダウ工業株30種平均は前日比195ドル79セント(1.1%)安の1万8143ドル45セントで終えた。ドイツ銀行株の急落が欧州の金融システム不安につながり、投資家心理を冷やした。前日まで株価上昇が続いたため、目先の利益を確定する目的の売りが膨らんだ。

 複数のヘッジファンドがドイツ銀行に託していた決済業務を他行に移したと米主要メディアが伝え、米市場に上場するドイツ銀が約7%下落した。米国での不正取引に課された巨額の和解金支払いで資本増強が必要とみられており、同行の経営体質に対する警戒感が広がっている。欧州の金融最大手の経営難が欧州の金融システム全般のリスクにつながるとの見方が強まり、投資家心理が悪化。米市場でも金融株など幅広い銘柄に売りを誘い、ダウ平均の下げ幅は250ドルに迫る場面があった。

 石油輸出国機構(OPEC)が前日に決めた減産合意の実効性に対する期待が後退し、大手石油株の一角に売りが出たのも相場の重荷だった。減産の具体的な枠組みについて11月末のOPEC総会で決まることから、「最終的な合意内容がどのくらい需給改善に結びつくのかが不明で、前日の熱狂した買いは冷めた」(ヒンズデール・アソシエーツのビル・リンチ氏)との声が聞かれた。

 朝方発表の4~6月期の米実質国内総生産(GDP)確定値は年率換算で前期比1.4%増と改定値から上方修正された。8月の米仮契約住宅販売指数は前月から低下した。ただ、米指標への相場の反応は限られた。

 ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに反落し、前日比49.394ポイント(0.9%)安の5269.154で終えた。

 業種別S&P500種株価指数は、「不動産」や「ヘルスケア」、「金融」など全11業種が下落した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億株(速報値)、ナスダック市場は約19億1000万株(同)だった。

 個別銘柄では、不正営業問題を巡り経営幹部が2度目の議会証言に臨んだ米銀のウェルズ・ファーゴが下落。エクソンモービルやシェブロンが下げた。製薬のメルク、スポーツ用品のナイキも安い。増配を発表したマクドナルドは買いが先行したが、売りに押されて終えた。

 一方、四半期決算と併せて通期の1株利益見通しを引き上げた飲料のペプシコが上昇。決算が最終黒字に改善した食品のコナグラ・フーズが高い。ダウ平均の構成銘柄では建設機械のキャタピラーが上げた。

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