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米国・欧州株概況

米国株、ダウ大幅続落 394ドル安で2カ月ぶり安値、金利上昇で心理悪化

2016/9/10 5:46
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【NQNニューヨーク=横内理恵】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3日続落し、前日比394ドル46セント(2.1%)安の1万8085ドル45セントと7月7日以来、約2カ月ぶりの安値で終えた。下げ幅は6月24日以来、およそ2カ月半ぶりの大きさだった。前日から主要国の金利上昇が続き、金融環境が引き締まることへの警戒感が売りを誘った。

 欧州中央銀行(ECB)が8日の理事会で量的金融緩和の延長に踏み切らなかった。今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つボストン連銀のローゼングレン総裁が9日の講演で、金融政策の正常化を続けることに前向きな姿勢を示した。欧米の金融当局が市場の想定よりも政策に引き締め的な姿勢を相次いで示したことで欧米主要国の国債利回りが上昇(価格は下落)した。

 急激な金利上昇がリスク回避の動きにつながったほか、資金調達コストが上がれば、株式市場への資金流入が鈍るといった懸念も売りを誘った。

 金利上昇により債券と比べた投資妙味が薄らぐとして、ベライゾン・コミュニケーションズなど配当利回りの高い銘柄に売りが膨らんだ。

 S&P500種株価指数のオプション価格から算出する「変動性指数(VIX)」は17台と前日から大きく上げた。VIXは投資家心理を測る指標で「恐怖指数」とも呼ばれる。20を上回ると不安心理が高まった状態とみなされている。

 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同133.575ポイント(2.5%)安の5125.908と7月26日以来の安値で終えた。

 多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は53.49ポイント安い2127.81と、7月7日以来、約2カ月ぶりの低水準で終えた。

 ナスダック、S&P500ともに下げ幅は6月24日ぶりの大きさだった。

 業種別S&P500種株価指数では全11業種が下落、「不動産」や「電気通信・サービス」などの下げが目立った。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億8000万株(速報)。ナスダック市場は約21億3000万株(同)。

 全世界で430万台をリコール(回収・無償修理)すると伝わった自動車のゼネラル・モーターズ(GM)が安い。ダウ平均では航空機のボーイング、建機のキャタピラーなどの下落率が大きく、全30銘柄が下落した。

 決算と合わせて業績見通しを下方修正したスーパーのクローガーは上げて終えた。

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