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SNS時代に紙のDM 「飛び出る絵本」で拡散希望 (徳力基彦)

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2017/5/12付
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 3月、第31回全日本DM大賞の授賞式が行われた。全日本DM大賞とは、いわゆる企業が発送しているダイレクトメール(DM)の中から優れた企画を審査・表彰している企画だ。今回筆者も初めて審査委員として参加し、いろいろと気づかされたことがあった。

ユニークなDMは話題にもなるうえ、SNSでも広がる
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ユニークなDMは話題にもなるうえ、SNSでも広がる

 DMとは最近はどのような存在だろうか。昔からのなじみのある存在という人もいれば、最近はeメールやLINEのようなスマートフォン(スマホ)やパソコンが中心のコミュニケーションで、あまりなじみがないという人もいるかもしれない。

 筆者自身も本業がソーシャルメディア周辺ということもあり、最近は紙のDMは縁遠い存在だった。企業が顧客とコミュニケーションをとる上でもeメールであればそれほどコストはかからない。一方のDMは何しろ手間もコストもかかる。最近では相対的に費用の負担も高いコミュニケーション手段、というのが私個人の印象だった。

 ところが今回のDM大賞で思いを改めた。実はデジタルコミュニケーション手段が普及した結果、アナログなコミュニケーション手段の価値が逆に上がっているのではないかと感じたからだ。

 象徴的なのは、名刺管理サービスを展開しているSansan(サンサン。東京・渋谷)の受賞事例だろう。Sansanは2007年に設立されたベンチャー企業だ。当然ながらこれまでは、ウェブやメール中心で顧客へのアプローチを展開していた。

 それが今回、紙のDMとeメールを組み合わせることで、通常の半分の受注コストで目標を大幅に上回る受注額の達成ができたという。つまり、デジタルのeメールだけでなく、アナログのDMを組み合わせた方が成果が高かったということだ。

 また、数々の受賞作の事例からは、リアルな物が送られてくるDMは、クチコミとの相性が良いことも強く感じられた。

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