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手作り品販売アプリ 作家との交流で心つかむ (村山らむね)

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2016/12/9付
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 ハンドメード品を販売するアプリが熱い。どのアプリも作家が支払う月額使用料はなく、販売手数料が8%から20%程度かかる。「4大ハンドメードマーケット」といわれるなか、最も後発で気を吐いているのが、2012年1月にサービスを始めたminne(ミンネ)だ。

ミンネのセミナーでは、製作過程もお客と共有するなど情報発信のコツを伝える
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ミンネのセミナーでは、製作過程もお客と共有するなど情報発信のコツを伝える

 ダウンロード数は640万、15年度の流通額は44億円。16年度は100億円に達する勢いだ。ミンネの特徴は、作家数の多さ。約30万人で、作品は約440万点も出品されている。

 従来も「ヤフオク!」などで手作り品を売っている人たちは多数いたが、出品も購入もすべてスマートフォン(スマホ)で完結するシンプルさが受けて、今まで自分のためだけに手作りをしていた人が、ものを売る楽しさに目覚めているのだ。

 人気の作家も続々と登場し、1カ月の売上額が600万円以上を記録した作家も。月額10万円以上の売り上げを達成した作家が14年1月は78人だったのが、今年1月には1227人となった。

 一番の売れ筋はアクセサリー。店舗では購入できない個性的な物が多く、まさに百花繚乱(りょうらん)だ。

 ミンネは作家向けのサポートが手厚い。11月に横浜で行われたイベントではネット活用法についてミンネ事業部・作家活動アドバイザーの和田まお氏が講演した。この内容が、現在、モノを売るためにどのようにソーシャルメディアを使えばいいのかの指針に満ちており、感銘を受けた。

 例えばツイッターでの情報発信。作品ができたという最終告知だけでなく「出店が決まった」「材料を仕入れに行った」など、こまめに情報を発信し期待感を醸成することが大切だという。

 インスタグラムで心をつかむ写真の撮り方もあった。背景に注意をする、畳やふすまなどの生活感はできれば排除する、といったコツがある。

 モノを売るために、どのように継続的にコミュニケーションをとるべきか。手作り品の販売には、「作る」「売る」「知らせる」「触れ合う」という原点が一番シンプルに現れる気がする。

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