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ピコ太郎に学べ SNS主導の逆輸入型ブーム (徳力基彦)

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2016/11/25付
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 もうすぐ2016年も最後の月だが、今年の日本のインターネットを代表する話題と言えば、やはりポケモンGOとピコ太郎ではないだろうか。特にピコ太郎については、意外に誤解している方が多いようなので、あえて取り上げてみたい。

ピコ太郎の「PPAP」は海外メディアが先に注目した
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ピコ太郎の「PPAP」は海外メディアが先に注目した

 ピコ太郎はエイベックス・グループ・ホールディングス傘下のレーベルの所属タレントだ。ヒョウ柄衣装にパンチパーマという非常にインパクトのあるいでたち。小気味よいリズムにのり「アイハブアペン、アイハブアンアッポー」と歌う。

 この「ペンパイナッポーアッポーペン(以下PPAP)」は世界的なヒットとなり、米ビルボードのHot100チャートに入った「1曲の長さが最短」の楽曲としてギネス世界記録にも認定されてしまった。

 テレビを通じてピコ太郎を知ると、毎年のように出てきては消えていくリズム系芸人の1人というイメージを持つ方も多いかもしれない。しかし、そのブレークの軌跡は、通常のリズム系芸人とは全く異なる。

 通常のリズム系芸人は、コアなファンを中心にその芸がユーチューブなどで注目され、徐々にテレビ露出が増えていく形で国民的ブームになるのが一般的だ。しかしピコ太郎は、1本のユーチューブ動画でいきなり世界の扉を開いてしまった。

 PPAPがユーチューブに公開されたのは8月25日。中毒性の高いフレーズが中高生の間でSNS(交流サイト)を中心に話題を呼び、まねて歌う動画を投稿するというサイクルが広がり、海を越えて海外のニュースサイトで取り上げられた。

 1カ月後の9月末にはCNNやTIMEがピコ太郎についての記事を公開。8800万人超がフォローする歌手、ジャスティン・ビーバーがツイッターで「インターネット上で一番好きな動画」として紹介。6万人以上がこの発言を拡散し、世界的にさらに知名度を高める展開となったのだ。

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