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「誰でも発信時代」の功罪 報道への視線厳しく (徳力基彦)

(2/2ページ)
2016/5/13付
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 インターネット時代以前は、災害における現地の情報はマスコミによる取材を通じたものにほぼ限られていた。そういう意味ではマスコミの求められる役割が非常に大きかったのは間違いない。自負を持って多少の無理を押してでも取材しようとする傾向が、現場の記者に出てしまっている面もあるのだろう。

とくりき・もとひこ 名大法卒。NTTを経て06年アジャイルメディア・ネットワーク設立に参画、09年社長。14年3月から取締役最高マーケティング責任者(CMO)。

とくりき・もとひこ 名大法卒。NTTを経て06年アジャイルメディア・ネットワーク設立に参画、09年社長。14年3月から取締役最高マーケティング責任者(CMO)。

 ただ、今はスマートフォンやソーシャルメディアの普及により「報道」をしようとしている記者やカメラマンの後ろに多数の一般人のカメラがある時代だ。

 今までなら大手メディアということで許されていたかもしれない特別扱いも、被災者やボランティアからすると、許せない行為として「報道」されてしまう結果になっているわけだ。

 この報道する側とされる側の相対化現象は当然、地震のような災害報道だけに留まらない。企業が行う宣伝イベントやCM撮影などの現場でも同じことが起こりうる。

 もはや情報発信は特殊な行為ではなく、全ての人々に可能な行為だ。撮影をしている自分の背中を誰かに撮影されていても恥ずかしくないかどうか、今一度確認することをお勧めしたい。

〔日経MJ2016年5月13日付〕


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