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メガ銀、住宅ローン金利一斉上げ マイナス金利前水準に

2017/4/1 2:30
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 大手銀行の住宅ローン金利の底入れが鮮明になってきた。4月は3メガバンクが一斉に金利を引き上げ、日銀がマイナス金利政策を導入する前後の水準へ戻る。三菱東京UFJ銀行の10年固定型の最優遇金利は年1.05%と3月に比べて0.50%上がる。長期金利が底堅く推移していることに加え、契約が集まる年度末を越えて銀行間の競争が一服するためだ。

 三菱UFJ銀は2016年7月に始めた金利引き下げキャンペーンを終え、事実上の大幅引き上げに踏み切る。三井住友銀行は1.05%と3月から0.25%高い水準。みずほ銀行も0.90%と0.05%引き上げる。三井住友信託銀行は0.55%、りそな銀行は0.95%でいずれも前月から据え置く。

 3メガバンクの住宅ローン金利は日銀のマイナス金利政策の導入直前の16年1月はいずれも1%を超えていた。同政策が始まった昨年2月から夏にかけて急低下し、住宅販売を下支えする一因になった。昨年後半は米トランプ政権誕生を受けた長期金利の上昇を受け、住宅ローン金利もほぼ下げ止まっていた。

 転勤や入学が多い新年度に向けて、2月や3月は住宅購入やローン契約が増える傾向がある。メガバンク各行は膨らむ需要を確保しようと年度末はローン金利を低めに維持していた面がある。4月のローン金利上昇はその反動とみられる。ただ、住宅ローンを借りにくくなれば不動産市場を冷やす恐れもある。

 米金利の上昇もあって、日本の長期金利もマイナス圏を脱して回復基調にある。ただ、日銀は昨年9月に長期金利を0%程度に誘導する新たな政策枠組みを取り入れており、金利が急上昇するとの予想は少ない。

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