スマホ特許で訴訟合戦 アップル、台湾HTCを再提訴

2011/7/14付
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 【シリコンバレー=岡田信行】需要拡大が続くスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の特許を巡る米アップルと主要メーカーとの訴訟合戦が混迷を深めている。アップルは台湾の宏達国際電子(HTC)を再提訴し、HTC株は12~13日と急落。同市場で先行したアップルと、米グーグルの携帯用OS(基本ソフト)「アンドロイド」を搭載するHTCなどとの競争激化が背景にあるが、係争の長期化を懸念する声も上がり始めた。

 アップルは8日付で米国際貿易委員会(ITC)に対し、HTCのスマホに特許を侵害されたとして、米国への輸入差し止めなどを求める訴状を提出した。アップルがITCにHTCを提訴するのは昨年3月に続き2回目。同5月にはHTCが逆提訴している。

 再提訴は11日に明らかになり、12日からHTCの株価は急落した。13日終値も前日比4.9%安。同社はスマホの米国向け出荷増で成長しており、「北米販売に影響が出かねない」との懸念が広がった。

 アップルはサムスン電子などとも同様の訴訟合戦を抱える。背景にあるのは激しい競争。HTCなどの追撃でOS別シェアでは「アンドロイド」がアップルを上回る。

 舞台裏の混乱も顕在化し始めた。ロイター通信は12日、アップルの訴訟担当トップが来月退社と報道。別の米メディアはサムスンが、アップル側の一部弁護士が元々はサムスン側だったとして今回の訴訟から外すよう求めたと報じた。「訴訟合戦で得するのは弁護士だけ」と係争長期化を懸念する声も出始めた。

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