Tech Frontline

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

「第2のLINE」か 国産アプリ「CocoPPa」世界でヒット
6月に利用者1000万の大台突破へ

(1/3ページ)
2013/5/29 21:30
保存
印刷
その他

 ネット広告のユナイテッドが開発したスマートフォン(スマホ)の無料アプリ「CocoPPa(ココッパ)」が世界中で人気を集めている。米アップルの「iPhone(アイフォーン)」対応で、画面のアイコンや壁紙を自由自在に変更できるのが特徴だ。膨大な素材を用いて自分仕様に画面をデザイン可能なことに加え、アイコン作者と利用者が気軽にふれあえる独自のSNS(交流サイト)機能が斬新だとして支持を集める。

 提供からわずか10カ月で800万人がダウンロード。そのうち47%が米国からだ。ゲーム以外で海外ヒットする国産アプリは珍しく、欧米やアジアの利用者との絆を作りたい企業も提携を検討するなどネット業界での注目度が急上昇している。

■iPhoneに続き「アンドロイド」版を追加投入

画面のアイコンや壁紙を自由自在に由に変更できるiPhoneアプリ。29日に「アンドロイド」版を追加投入した
画像の拡大

画面のアイコンや壁紙を自由自在に由に変更できるiPhoneアプリ。29日に「アンドロイド」版を追加投入した

 「6月に1000万達成はほぼ確実。年内に3000万ダウンロード達成も視野に入ってきた」。手嶋浩己取締役の鼻息は荒い。ユナイテッドは29日、米グーグルのスマホOS(基本ソフト)「アンドロイド」対応のCocoPPaを投入した。iPhoneで一定の成功を収めたとみて、利用者の増加ペースを加速させるためにアンドロイド版の投入に踏み切った。

 米調査会社のIDCによると、2013年1~3月期だけでスマホは世界で2億1620万台が出荷され、このうちアップルのシェアは17.3%(3740万台)。残りの大半がアンドロイド搭載機であり、潜在需要は少なくないとみている。

 CocoPPa人気を支えるのは10代女性だ。利用者全体の実に9割に及ぶ。彼女らがカスタマイズした画面を眺めると、例えばSNS「フェイスブック」のアイコンはヒョウ柄で、動画投稿「ユーチューブ」はハートマークをあしらったかわいらしいもの。背景も花柄模様やインスタントカメラ写真風など華やかで、アップルのオリジナルの無機質な画面とはずいぶん違う印象に仕上がっている。使い手が変わればできあがりも十人十色だ。

 「スマホの画面を自分らしく飾って“デコ”りたい。趣味趣向を色濃く反映でき自己表現しやすい点が彼女らの心に刺さったのでは」。ヒットの原動力を手嶋取締役はこう分析する。実は似たアプリがほかになかったわけではない。ただCocoPPaの場合、用意する素材数が断トツに多いのだ。現時点でアイコンは約190万、壁紙は約20万種類に及ぶ。無限に近い組み合わせを楽しめる幅の広さの点で従来アプリと大きく差異化を図った。

  • 前へ
  • 1ページ
  • 2ページ
  • 3ページ
  • 次へ
保存
印刷
その他

電子版トップテクノロジートップ

【PR】

Tech Frontline 一覧

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

チャットbot(左)、LINE(右)を相談ツールとして活用する取り組みが目立つ

住宅ローン借り換え、「チャットボット」相談で成約増 [有料会員限定]

 住宅ローン借り換えコンサルティングサービスを展開するフィンテックベンチャー企業のMFS(東京・千代田区)は、同社が提供する住宅ローン借り換えアプリ「モゲチェック」に住宅ローン相談ができるチャットbo…続き (1/16)

図2 B777X向けの新しい組み立て工場の内部。装置の据え付けは段階的に始まっており、自動打鋲機のテストなどを既に実施している

空飛ぶスバルの新工場 自動化、IoTで生産性5割向上へ [有料会員限定]

 「SUBARU(スバル)」ブランドの自動車メーカーとしてのイメージが強い富士重工業(以下、富士重工)。2017年4月には社名自体も世界的に知名度が高いSUBARUへの変更を予定する。そんな同社のもう…続き (1/16)

図1 Joinではスマホを使って、チャットや医用画像の共有、手術室内の映像共有などが可能(高尾氏の資料を基に日経デジタルヘルスが作成)

スマホアプリで挑む脳梗塞「時間との闘い」

 「時間との勝負」である脳血管疾患治療にスマートフォン(スマホ)アプリで挑む。東京慈恵会医科大学付属病院が導入した「Join」は、こうした狙いで開発されたアプリだ。今後、医療現場でのスマホやアプリの活…続き (1/10)

新着記事一覧

最近の記事

【PR】

日経産業新聞 ピックアップ2017年1月24日付

2017年1月24日付

・バンヤンツリー 中米に熱い視線
・半導体、低温成膜を補修 日立国際電気が製造装置
・宇宙機器に民力 新たな挑戦の場に
・ボッシュ 車載ワイヤハーネス2割軽量に
・認知障害の疑い TV電話で医師が診療…続き

日経産業新聞 購読のお申し込み
日経産業新聞 mobile

[PR]

関連媒体サイト