クローズアップ

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

山盛りイクラ・透けるイカ… 札幌、驚異の回転ずし 出張グルメの達人・札幌編

(1/5ページ)
2012/12/8 6:30
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
印刷
リプリント
共有

 豊富な海の幸に恵まれた北海道はすし屋のレベルが違う。高くてうまいのは当たり前だが、札幌のすし店は激しい競争の結果、地元ならではの鮮度と驚きの安さを両立させている。5000円もあればお釣りがくる店を3回にわたって紹介しよう。まずはもっとも手軽だが満足感はあなどれない回転ずし。

画像の拡大

 一歩店内に入ると威勢のいい太鼓の音が響く。ここは回転ずし店、なごやか亭の白石本通店(札幌市白石区)。三浦和宏店長が力強くバチを振っている。

 運営会社の三ッ星レストランシステム(北海道釧路市)にとって、白石本通店は133席を擁する最大規模のすし店。1時間ごとに職人らが太鼓をたたき、店内の雰囲気を盛り上げる。谷川富成社長は「子どもの誕生日と聞けば祝いの気持ちを込めてたたく。その場の状況に応じて喜んでもらえる工夫をこらしています」と笑う。

■皿からこぼれそうなイクラの山

 回転ずしといっても、なごやか亭では職人が目の前で握る。ネタ、シャリとも大きいのが特徴だ。ネタが皿からはみ出すほど。一目で105円均一の回転ずし店との違いが分かる。デカネタサーモンは1皿136円で食べ応えがあり、お得感が強い。

 こぼれいくら(525円)はイクラの軍艦巻き。「たくさん召し上がって下さい」。三浦店長が目の前で皿からあふれるほど盛りつける。これだけの量のイクラを一気に食べたのは初めて。独特の食感を堪能できる。

 ネタだけでなく、ノリ、ワサビ、ガリなどにも凝っている。手巻きのノリは上質な九州・有明産を採用。とろたく手巻き(273円)をほお張ると、ノリのぱりっとした風味が口に広がった。

■すしは握りたてより……

 「メニューは130種類ほど。ちょっと多すぎるくらいの品ぞろえ」と谷川社長。基本メニューは1皿126円から525円。季節メニューでもう少し高いものもある。

 ネタのほぼ半分は北海道産で、イクラだけでも道産品を年25トン仕入れている。一方、サバは九州で買い付けるなど、北海道内外に仕入れのネットワークを広げている。1500円ほどあれば満足できそうだ。

 「握りたてより、少し時間がたってからの方がうまい」。谷川社長が意外な話をしていた。

三浦店長のたたく太鼓で盛り上がるなごやか亭
画像の拡大

三浦店長のたたく太鼓で盛り上がるなごやか亭

 握りたてのすしはシャリが温かく、ネタは冷たい。両者の温度が近付くのを待った方がおいしく食べられるという。とはいえ回転している間にネタが乾いてしまうと味は落ちる。サバ、マグロなど乾きやすいネタは、できるだけ注文が入ってから握るように配慮しているそうだ。

 谷川社長直々のお薦めは、タラバガニ・数の子・本まぐろ中とろの3点盛(630円)。ボタンえび・活あわび・すじこの3点盛(630円)や、こぼれいくらも好評という。なごやか亭は北海道内では札幌9店、釧路4店、帯広2店。このほか関西に2店あり、計17店。今後は北海道外の店舗網も拡充する方針だ。

  • 前へ
  • 1ページ
  • 2ページ
  • 3ページ
  • 4ページ
  • 5ページ
  • 次へ
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
印刷
リプリント
共有

出張グルメの達人

【PR】

【PR】

クローズアップ 一覧

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

(はらだ・りゅうじ)俳優。1970年東京都生まれ。92年デビュー。現在は「相棒」ほか2時間ドラマ4シリーズにレギュラー出演。8月5日には「特命おばさん検事!花村絢乃の事件ファイル」(テレビ東京系)、8~9月は旅番組「ハワイに恋して」(BS12)に登場。中1の息子と小3の娘がいる。
                 

【最後の晩餐】誰とでもいいので秋田・乳頭温泉郷「鶴の湯」の山の芋鍋を! 2年前に「ぶっつけ本番!路線バスの旅」(BS-TBS)で訪れた時に食べた。粘り気十分のすり下ろしたヤマノイモを団子にした味噌仕立ての鍋がもう絶品。これにご飯と味噌汁、ぬか漬けがあればほかは何もいらない。

=写真 三浦秀行

原田龍二さん 旅の経験、芝居の隠し味に

 「予想外のドラマは必ず起こる。旅番組には妙に自信があるんです」と、俳優らしからぬことを言う。
 「水戸黄門」の助さん役や、「相棒」で思い込んだら一直線のおっちょこちょいな警部補役を演じるなどテレビドラ…続き (7/31)

趣味で乗るスポーツ自転車 初めての選び方

 街なかから郊外まで、スポーティーな自転車をさっそうと乗りこなす人を多く見かけるようになった。いわゆるママチャリ(軽快車)は気軽に買えるが、ブランドも車種も豊富なスポーツ自転車を選ぶのは意外に難しいも…続き (7/19)

米軍が持ち込んだ機関車は後年まで日本国内で使われた。46年撮影(原鉄道模型博物館提供)

原鉄道模型博物館提供

鉄道模型王・原信太郎氏が見た戦中戦後 [有料会員限定]

 鉄道ファンの楽しみ方は多様だ。車両や駅の写真を撮る、列車に乗る、切符や列車の部品を集める――。模型が好きな人や路線の開業や廃止を追いかける人もいる。鉄道ファンの中で、模型の製作や収集で名高い故・原信…続き (7/18)

新着記事一覧

最近の記事

【PR】

日経ウーマノミクス・プロジェクト

[PR]