暮らしの知恵

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

たとえ「9月入学」導入しても… 大学国際化を阻む壁

(1/4ページ)
2011/7/19 7:00
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

 「東京大学が9月入学への移行の検討を開始」 長い間、9月入学は大学のグローバル化・競争力向上の「切り札」といわれ、その実現に大きな期待が寄せられている。しかし、9月入学の実現は本当に大学の国際化を加速させ、学生にもメリットのあるものとなるのだろうか。そこには大きな壁があった。

■英語で講義ができない教員たち

 「えーと、この単語は何と言うんでしたっけ……」。40代後半の教員が英語で講義する授業。電子辞書を引き、授業が中断する回数は90分の授業で5回以上にもなる。それでも単語がわからないときは、前列に座る留学生に質問をする。「ジェイムズ、この単語は何と言えばいいのかな?」

 早稲田大学国際教養学部3年のAさん(女性)が昨年履修した授業の一場面だ。Aさんは3歳からアメリカで育ち大学への進学を機に日本へ戻った帰国子女。9月入学の制度を利用し、ほぼ全ての授業が英語で行われる早大国際教養学部へ進学した。Aさんは「正直あきれた。英語で講義ができない日本人の先生がいることは不満。留学生や帰国子女の友達と情報交換をして、英語ができる先生の授業をとるようにしている」とうちあける。

 同学部4年で海外から9月入学を利用して入学した帰国子女のBさん(男性)も「日本語と英語を交ぜながら講義する先生がいる。帰国子女の僕ならなんとか内容を理解できるけれど、留学生はわからないのではないか」と話す。

  • 前へ
  • 1ページ
  • 2ページ
  • 3ページ
  • 4ページ
  • 次へ
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有
関連キーワード

ギャップイヤー、東京大学

東大、秋入学への移行検討

変わる採用

【PR】

【PR】

暮らしの知恵 一覧

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

店内には80年代のグッチやフェラガモなどのバッグが並ぶ「Rococo」(東京都杉並区)

ヴィンテージ・カスタム 80~90年代ブランド品が復権

 1980~90年代にブームとなった海外ブランドが20代の間で復権している。売れているのはバブル世代には懐かしい特徴的なロゴのバッグや、色をカスタマイズできる靴などだ。最近のカジュアルウエアや古着に合…続き (7/5)

ガレージを自分だけの秘密基地として楽しむ人が多い=ジャパンガレージングクラブ提供

ジャパンガレージングクラブ提供

大人の夢、かなえる賃貸 専用ガレージ・大型ワイン庫

 自宅のガレージで車をいじったり、たくさんのワインをそろえて楽しんだりしたい――。そんな願いが大きな費用をかけずにかなうかもしれない。自分専用の趣味のスペースを備えた賃貸住宅が登場。経済的に余裕のある…続き (7/4)

なじみの店であればサービスも良い

店側と事前相談で円滑に 仕事のディナー、成功の秘訣

 景気の好転で、取引先を食事でもてなすビジネスディナーが再び活発になりつつある。これまで、企業の交際費削減で接待の機会も減っていただけに、不慣れなビジネスパーソンも多いだろう。ビジネスディナーで失敗し…続き (7/2)

新着記事一覧

最近の記事

【PR】

日経ウーマノミクス・プロジェクト

[PR]