文芸翻訳入門 藤井光編 技法の解説が伝える創造性

2017/4/8付
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日本経済新聞 朝刊
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 外国文学の翻訳技法がテーマの入門書だが、翻訳家を目指す人はもちろん、小説の愛読者が読んでも面白い。

 文学作品の場合、「横のものを縦にする」式の単純な訳では不十分だ。原文のニュアンスをあやまたず伝え、日本語として違和感なく読める訳。さしあたりそれが「良い文芸翻訳」ということになる。

 逐語訳が主流の時代もあったが、現在は「(原文が)『言いたいこと』を汲(く)み取り、それを等身大の言葉で再現するべきだ…

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