ヘリコプターマネーとは何か(2) 増やした貨幣が恒久的に残る 早稲田大学教授 若田部昌澄

2016/6/17付
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日本経済新聞 朝刊
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 ヘリコプターマネーを巡る議論には定義が曖昧という問題があります。そこで定義を明確にしましょう。

 ヘリマネの比喩を最初に用いたのはM・フリードマンです。1969年の論文「貨幣の最適量」で次のように述べています。「ある日、ヘリコプターが飛んできて空から1000ドルの紙幣を落としたとしよう。もちろんこのお金は人々がすばやく拾うだろう。さらに人々はこのことが1回限りのものであると知っていたとしよう」

 フ…

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