植田紳爾(1)宝塚のテーゼ 「清く正しく美しく」貫く 焼け跡で見た夢 作品に託し

2014/10/1付
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日本経済新聞 朝刊
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 宝塚歌劇団は今年、100周年を迎えた。入団は宝塚音楽学校の卒業生に限り、未婚女性しか在籍を認めない方針を取ってきた。その異色の劇団が1世紀の時を刻めたのは、劇団のテーゼ「清く正しく美しく」が色あせること無く、人を惹(ひ)きつける力を持ち続けてきたからだろう。

 私もテーゼを具現化した歌劇団の舞台に惹かれた一人だ。終戦翌年の1946年、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)の再開公演で、戦争の惨禍をひととき忘れ…

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